お待たせしました、今日はバトゥフェリンギ 「グルメ・ランキング」 3位~4位です。
実は3位~4位は同得点でしたので同率3位で並ぶということになりますかね。
第3位:「ザ・シップ」 (①☆②◎③〇④◎総合得点:8点)
バトゥフェリンギでもユニークな建物のレストラン。
帆船を丸ごと陸に揚げたような建物はKLでも見掛けますが、ステーキハウスのチェーン店です。
前庭の駐車場脇には昔の古~い大砲も置いてありますが、映画「タイタニック」の名シーンを真似てか、舳先に立って両手を広げる観光客の姿も時々お見受けしますね。
お店ではセーラー服の似合うインド人ウェートレスが皆さんを笑顔で迎えてくれます。
ここはステーキハウスなんですが、日本人の食通に「ザ・シップ」のステーキはあまりお薦めできません?!
というのも使っている牛肉は「OGビーフ」なんですね。
お客さんに欧米系の方が多く、日本人好みの脂身の多いお肉を嫌う傾向がありますので仕方ありませんね。
でも「ビーフ」以外はバッチリです。
それにお隣の「エデン・タイフード」(シーフード・レストラン)には大変申し訳ないんですが、シーフードは断然こちらの方が安くて美味しいんですよ。
最近、ここの「シェフ」が替りました・・・
「おゃ~っ」とお思いの方もいるかもしれませんね。
以前、このブログにも登場したことのある元ココナッツガーデン「ウエスタン」のシェフ「アタッ」さんです。
もう皆さんも知っていると思いますが、彼はランカウイ島のとある5つ星ホテルで「シェフ」をやっていた方なんです。
退職して地元のバトゥフェリンギで勝手気ままに仕事をしていたんですが、今は「ザ・シップ」のオーナーにその実力を買われて、このレストランでまた腕を振っているという訳なんです。
ですから、ここのお料理が美味しい筈です。
メニューも豊富ですが、彼の作る「デミグラスソース」は絶品ですから、これを使ったメニューを一度は試して欲しいものです。
季節によっては「生かき」も美味しいのが食べられます。
ペナンの新鮮で美味しいお肉に魚介類、自然の甘さのある野菜をふんだんに使っていますので、どれも「ハズレ」は無いと思って戴いて結構ですよ。
価格設定もレストランの割には「財布に優しい」大衆料金ですので、安心して食べられます。
マネージャーはこの方 !
チョット「イケメン」でしょ!
今年のチャイニーズ・ニューイャーにお友達の家で会って以来のお付き合いです。
紹介してくれれば「ディスカウントも出来るよ!」と嬉しい事を言ってくれましたので「クラクラ」からの紹介と言えば安くなるかも知れません。(必要な時は連絡してくださいな)
店内も昔の帆船の中をイメージさせる造りなので、くつろげる空間です。
家族で良し、カップルで良しの素晴らしい空間を演出しています。
場所:バトゥフェリンギ通りの中央、帆船の形が目印です。
もう一つの3位(同率)のお店:「ゴールデン・リバー」 (①☆②☆③☆④△総合得点:8点)
採点前は、密かにここがNo1かな?と勝手に想像していたんです。
「メニュー」「味」「価格」ともに☆(+3)、3拍子揃った良い店なのに「どうしてか?」というと建物が戦後の闇市を想わせるような「バラック」なんです。
これが昼間の光景、私には問題ないんですが、衛生状態や路端を嫌うお客さんもいますからね。
ここは「2シェフ」、チャイニーズの若い青年が共同で経営しているお店です。
左側の白いシャツが「ケント」、右の黄色いシャツが「サム」です。
彼ら二人が作るのがユニークで、中華を基本にした「創作料理」に近いものなんですね。
料理のネーミングも面白い、骨の付いているスペアリブは「京都骨(キョウト・ボーン)」で「スペアリブド・ポーク」には骨が付いてないんです?!
名前は兎も角、どの料理も独創的で非常に美味しいんです!
私がよく注文するのが「泰式豆腐」と「甘香茄子」・・・
料理をするのを見ていると手際がとても良いんです。
コンロのガスは溶鉱炉のような轟音を立てています。
ですから調理するのも早い早い・・・
壁際にメニューの書かれたサインボードが吊るしてあります。
でもこれは一応「参考」にするだけで良いんです。
席につくと、ウェイターが写真付きの「メニュー」を持ってきます。
メニューに無いようなものでも可能なようにあれば注文に応じてくれることがありますので安心です。
料理に「コダワリ」がなく、自分達が食べてみて「うん、これは旨い」と感じたら、どんどん自分たちの料理に取り入れているようです。
この前なんか「本日のスペシャル・メニューは鶏を蒸した料理なので食べてみませんか?」というのでお願いしてみたら、韓国の「サムゲタン」をヒントに創作した料理で素晴らしい出来でしたよ。
「魚料理」「鶏料理」「豚料理」「野菜料理」が主ですが、ここの料理には何時も「オッ!」と驚かされてしまいます。
勿論、価格は殆どがRM10以下の低価格ですが、魚料理は量も多くなるので少し高め・・・
何人かでシェアして食べることをお薦めします。
ここには「茶髪」をした、勢いのある「お姉ちゃん」が注文をとって居たのですが、最近姿をみません。
ですから近頃は「ケント」が注文をとったりしていますよ・・・
毎週火曜日が「定休日」ですが、よく「臨時休業」もしていますので要注意です。
場所:ゴールデンサンズ前を山手に300m、スンガイ・エマス通りの中央左手