ペナン・ロングスティヤーの「O」さんから昨日電話がかかってきた。
一時帰国したOさん、私と同じで日本の気温に身体かついていけず風邪を引いてしまったようだ。
お互い歳ですかね、温暖な(暑い?)所に長く居ると少しの寒さが堪えます。
私もまだ本調子ではないようなので外出は控え、家でDVDやスポーツ番組などを観て過ごしています。
なかでも大好きなのが「女子ゴルフ」、男子のゴルフは体力や技術が違いすぎて余り面白くない・・・
その点、女子ゴルフは「自分でもなんとかなる」ような気がして興味をそそりますね。
今日は女子プロゴルフ10戦目の「フンドーキン・レディス」決勝、手に汗握る面白い戦いが予想されています。
去年は「ヴァーナル・レディス」として開かれたこの大会ではアラフォー世代の「斉藤裕子」が優勝したのは記憶に新しい。
今年からは「福嫁」の地元の醤油会社「フンドーキン」の名を冠にしたこの大会ということもあって、ことさら思い入れも強いんです。
二日目を終わってトップに立ったのは6アンダーの「不動裕理」、2年ぶりの優勝を狙います。
1打差で不動を追うのは、昨年の賞金女王「横峯さくら」と「リ・エスド」「シン・ヒョンジュ」の韓国勢・・・
今日もコース・コンディションは良いようなので、スコアが伸びて9アンダー前後が優勝ラインになるのではと熱戦が期待されます。
名手「不動」は誰もが認める実力者、今日も手堅いゴルフと粘りでそう簡単には首位を譲らないでしょう!
先週の2位賞金1,200万円を宮崎で蔓延する「口蹄疫に役立てて」と寄付した「横峯」はショット、パットとも納得はいってないようですが最終日は持ち前の爆発力を発揮して今期初優勝なるか?!
この「シン・ヒョンジュ」は29歳、韓国ソウル市出身フリーの選手。
ショットやパットはプロ選手の中では目立っていませんが、リカバリー率67.76はLPGA3位の成績です。
絶妙なアプローチで寄せてくる・・・
上位にどこまで喰らいついて行けるかですが、160Cm56Kgの小さな身体ながら侮れない存在ですね。
シン選手と同じソウル出身の「リ・エスド」はTPD単年登録のフリー選手。
170Cm63Kgと恵まれた体格ですが帽子からこぼれる横顔が可愛い24歳です。
ゴルフの前は陸上競技やサッカーの経験をもつアスリート。
先週のサロンパスカップでは予選落ちでしたが、パットが上手くバーディーにつながるゴルフを得意としているようです。
また、この大会の注目選手は大型新人の呼び声高いこの人、「藤本麻子」選手!
10歳の頃より父親にゴルフを習い始めたという岡山県津山市出身の19歳。
デビューした昨年は獲得賞金115万円、賞金ランク120位でしたがLPGA新人戦「加賀電子カップ」で優勝していますね。
今年の獲得賞金はすでに1405万円、賞金ランクは12位の大躍進です。
彼女のドライバー平均飛距離は250ヤード、身長164Cm体重59Kgはそんなに大きくはないんですが、今期イーグルを二つ(2位)獲っており、得意のクラブは「9番アイアン」と言うように、リカバリー率も67.20(6位)と小技も上手い選手!
無欲で挑めばそう遠くない時期、いや、この大会にでもこんな姿が見られるのでは・・・。
それに、この人なかなかの美人ですから大人気になること間違いなしですね。
藤本選手と同じトップと2打差で追う「テレサルー」選手や地元福岡出身の「馬場ゆかり」選手にもチャンスあり!
さらに調子を上げてきている「茂木宏美」選手も首位を脅かしそうな勢いです。
今日も女子ゴルフ「フンドーキン・レディス」から目が離せませんね。
【試合結果】 優勝 横峯さくら ▲9
私が予想した通り、やはり優勝は9アンダーでしたね!
4番でバーディーを獲った「横峯さくら」、5番バーディーでトップに立つと6番でもバーデーを決める。
二つのボギーを挟んで9番10番でも連続バーディー、更に16番でバーディーを奪うと一時は2位と2打差にまで・・・
追いかける韓国勢、台湾勢もスコアを伸ばし「シン・ヒョンジュ」は1打差にまで迫るが最後まで追いつくことは出来ませんでした。
2位に「シン・ヒョンジュ」(韓国)、3位タイに「リ・エスド」(韓国)と「テレサ・ルー」(台湾)、昨日トップの「不動裕理」はスコアを伸ばせず5位止まり・・・
横峯を目標とする大型新人「藤本麻子」はスコアを一つ落として9位タイの結果に終わった。
しかし、今日の結果を見る限り「藤本」がいつも上位を覗うのは必至、ツアー初優勝も射程距離に入ったこと間違いなしでしょうなぁ~!